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Vol.026 [2003/04/28 Mon]
「匠」
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テレビ朝日で放映中の「大改造!!劇的ビフォーアフター」が好きでよく見ます。
建築関係が好きとか、リフォームをしたいというより、
登場する「匠」のリフォームのプロセスを見るのが面白いのです。

クライアントの予算に合わせて、
大掛かりなリフォームから比較的小規模なリフォームまで様々ですが、
「クライアントの問題点を踏まえニーズを形にする」という点では、
我々の仕事と非常に共通するものを感じます。

ただ、羨ましいと思うのは、
「結果がわかりやすい」というところです。
家というのは形がはっきりしていますから、
改善前、改善後がわかりやすい。

逆な見方をすれば、
「手が抜けない」「ごまかせない」事にもなりますが・・・
(おっと、だからと言って私が手を抜いたり、ごまかしている訳ではありません)

リフォームが終了しクライアントに家を引き渡した時、
涙しながらお礼を言ってもらえるなんて、なんてすばらしいことなのでしょう。
そんなことされたら、もう仕事やめられませんよね。
まさに「冥利に尽きる」状態です。


私は仕事をするとき、いつも
「クライアントの立場」にできる限り近づきたいと思い、
お客さんとできる限り会話をしています。
そして、その会話の中から思わぬヒントを見つけることがあります。

以前、とある研修会で
「人の立場に立つなんてことは不可能だ」
といわれたことがあります。
それは、「その人になることはできない」から。
「あなたの立場に立って考えました」はウソだ、傲慢だと。

ならば、どうするか?

「同じ立場に立つことは出来ないなら、可能な限り近づくことは出来るはず」
と私は考えました。

そして、一歩ひいて「自分の視点で見つめ直す」

何もその人そのものにならなくても、
その人の置かれた環境や状態、性格をも知ることで、
進むべき方向も見えるハズ。


とはいえ、難しいですよやっぱり。

だから毎週登場する「匠」には敬意を表したい。

きっと、「匠」のみなさん、SEになっていたとしても
見事な仕事をしたに違いありません。


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